「軟質ポリウレタンフォーム」は、1940年代にドイツで発明され1950年代に日本に導入された産業資材の一つです。日本国内では、現在6社が製造販売をしています。
一般的には、軟質ポリを省略して『ウレタンフォーム』と呼ばれています。
製造法は、原油から精製された石油化学製品のポリオールとポリイソシアネートを主成分とし、そのほか発泡剤、整泡剤、触媒、着色剤などを撹拌混合(かくはんこんごう)し、化学反応を利用して樹脂化させながら、発泡製造しています。
ウレタンフォームの特長
ポリウレタンフォームの種類
ポリウレタンフォームは、軟質・半硬質・硬質の3つのタイプに分類されます。
そして「軟質ポリウレタンフォーム」は、主原料ポリオールの構造の違いにより、ポリエステルフォームとポリエーテルフォームにさらに分けられます。この両者は化学的な特性が大きく異なります。
水耕栽培では水に対する化学的性質が安定している「ポリエーテルフォーム」が使用されています。